2017/12/20
メガソーラーが青森・十和田に完成 青森県農民組合連が主導
デーリー東北 12/20(水) 12:57配信
青森県農民組合連合会(青森県十和田市、和田栄悦会長)が主体となり、同市相坂で9月から整備を進めてきた大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が25日、完成した。予想発電量は年間約355万キロワット時で、一般家庭の約千世帯分に相当する。26日から稼働を開始する予定。同連合会が主導し建設したメガソーラーは、青森県八戸市美保野で昨年12月に完成した施設に続き2基目となる。
完成したメガソーラー。年間発電量は一般家庭の約千世帯分を見込んでいる=25日、青森県十和田市相坂
同連合会と、太陽光発電で実績のある未来エナジーホールディングス(八戸市)、NPO法人環境エネルギー政策研究所(東京)が共同出資し設立したファーマーズエナジー青森(十和田市、斎藤孝一代表)が整備した。農地からの転用地約4・6ヘクタールを活用し、総事業費は約5億4千万円。
斎藤代表は「2基のメガソーラーを皮切りに、農家自身が太陽光や風力、地熱などの自然エネルギーを活用し副収入を得られる仕組みを地域に広げていきたい」と話している。来年1月12日には十和田市内で完成祝賀会を開く予定。
デーリー東北新聞社
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