2017/10/23
メガソーラー稼働 福島・大熊で2カ所目
福島民友 10/23(月) 12:05配信
福島県大熊町とNTTファシリティーズ、北芝電機、福島発電が出資した大熊エネルギー合同会社は、同町大川原に建設した大規模太陽光発電施設「大熊エネルギー・メガソーラー発電所」で発電を始めた。
発電を始めた大熊エネルギー・メガソーラー発電所
落成式が22日までに、現地で行われた。町内でのメガソーラーの稼働は「町ふるさと再興メガソーラー発電所」に続き2カ所目となった。
常磐道近くの農地約16ヘクタールにソーラーパネル約3万7千枚を設置した。最大出力は約12メガワットで、年間発電量は一般家庭約3500世帯分の年間消費電力量に相当するという。
県再エネ復興支援事業の補助金を活用した。売電収益の一部は、農地保全や農業再生など町の農業復興に活用される予定だ。
渡辺利綱町長は「復興拠点と位置付ける大川原でのメガソーラーの稼働は、町の復興状況を内外に示す意味でも喜ばしい」とあいさつした。その後、関係者がテープカットし、稼働を祝った。
福島民友新聞
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