2015/04/24
若松に20メガワット太陽光発電 タイ企業出資会社が整備へ
福島民報 4月24日(金)12時18分配信
福島県会津若松市の会津ソーラーエネルギー合同会社(本郷雅和代表)は、市内河東町に県内最大規模となる20メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を整備する。11月に着工し平成29年11月までに完成させる予定。23日、市役所で市や協力会社と事業に関する協定を締結した。
名称は「ナリ会津太陽光発電所」。市内河東町にあるナリ会津カントリーゴルフクラブの現在は使われていないコース跡など約50ヘクタールに太陽光パネル約10万枚を設置する。年間の発電量は一般家庭約5600世帯分に相当するという。事業総額は約100億円の見込みで、全て東北電力に売電する計画。同社はタイの発電事業会社と投資事業会社が出資する特定目的会社(SPC)で昨年11月に設立した。
発電所の管理や地域調整などは、関連するタイの投資事業会社「BPPR Japan」と、福島再生可能エネルギーが担う。
協定締結式で、合同会社の伊藤真人東京事務所長と室井照平市長、BPPRのジャリヤー・チャトキャティサク社長、福島再生可能エネルギーの岡田素行社長が協定書を交わした。
福島民報社 |