2015/02/23
鳥取空港内に太陽光発電所 全国2番目、一般家庭600戸分
産経新聞 2月22日(日)7時55分配信
空港内の太陽光発電施設としては全国で2番目となる「県営鳥取空港太陽光発電所」(鳥取市)が完成し、21日、同空港で運転開始記念式が行われた。
鳥取県が再生可能エネルギー利用を目指し、昨年2月から建設してきた。滑走路南の約3万平方メートルの敷地に太陽電池パネル9888枚を設置。年間に一般家庭約600戸の消費量に当たる約2162メガワット時を発電、約7800万円の売電収入を見込む。総事業費は約8億8千万円。
空港の制限区域内の太陽光発電所では、平成25年完成の岡山空港に次ぐ。航空機の運航に支障がないよう反射光がまぶしくないパネルなどを使用している。
同空港国際会館での式典では、平井伸治知事らがボタンを押し運転開始。試運転の後、3月2日から営業運転する。同発電所は県営太陽光発電所として5カ所目で、県では年内に全8カ所の稼働を計画している。
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